ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リッチオ」の意味・わかりやすい解説
リッチオ
Rizzio(Riccio), David
[没]1566.3.9. エディンバラ,ホリルード宮
イタリアの音楽家。 1561年サボイア公の大使に従ってスコットランドに行き,初め音楽家として女王メアリー・スチュアートの宮廷に入り,64年女王のフランス語秘書となった。女王の寵愛におごり,貴族たちをないがしろにしたため,ダーンリー卿や貴族たちの嫉妬を買い,ホリルード宮殿で暗殺された。
リッチオ
Riccio, Domenico
[没]1567頃
イタリアの画家。 1550年頃からベロナで活躍。洗練された明るい色彩を使用したことで知られる。主作品はトレントのサン・マルコ聖堂のフレスコ画 (1551) 。
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