…胃にもリパーゼが存在するが,胃液のような酸性環境の中では作用しないといわれ,エステラーゼとして区別されることがある。また,血清中のリパーゼはリポタンパク質リパーゼと呼ばれカイロミクロンや超低比重リポタンパク質(ULDL)を加水分解し,血液を透明にすることから,透明化因子とも呼ばれる。血液以外の組織のリポタンパク質リパーゼは,貯蔵された脂肪から脂肪酸を取り出す機能に関与している。…
※「リポタンパク質リパーゼ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...