改訂新版 世界大百科事典 「リンデグレン」の意味・わかりやすい解説 リンデグレンErik Lindegren生没年:1910-68 スウェーデンの詩人。大文字,句読点なしの14行詩(ソネット)集《道なき人》(1942)はその奇抜な形式と内容の難解さで読者を驚かせた。彼の詩が呼び起こすイメージの唐突さ,不協和な印象は,後期の詩集《随員》(1947),《冬の犠牲》(1954)ではしだいに減じて一種の音楽性が感じとれるというが,難解であることに変りはない。1962年アカデミー会員に選出された。執筆者:田中 三千夫 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by