リヴァイアサン〔ホッブズ〕(その他表記)Leviathan

山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説

『リヴァイアサン』〔ホッブズ〕
Leviathan

ホッブズ主著ピューリタン革命中の1651年刊行。政治思想史上初めて人間の自然権基礎社会契約による国家設立を説いたが,個々人の自然権の恣意的な行使は「万人の万人に対する闘争」を生むとして,国家(リヴァイアサン)への服従を主張した点は,その後の社会契約説と異なる。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む