20世紀西洋人名事典 「ルイスラベル」の解説
ルイス ラベル
Louis Lavelle
1883 - 1951
フランスの哲学者。
元・パリ大学教授,元・コレージュ・ド・フランス教授。
ロテ・ガロンヌ県サン・マルタン・ド・ヴィルレアル生まれ。
1909年哲学の教授資格を取得。’16〜18年第一次世界大戦に従軍し、捕虜生活も経験。’21年「感覚的世界の弁証法」により文学博士号取得。’32〜34年ソルボンヌ大学、’41年コレージュ・ド・フランスの教授となる。著書「自我の意識」(’33年)、「全体的現前」(’34年)、「価値論」(’51〜52年)などがある。’47年アカデミー会員。「精神の哲学」運動の主唱者。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報