普及版 字通 「ルイ・まつり」の読み・字形・画数・意味
24画
[字訓] まつり
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(類)(るい)。は天・上帝・社を祭る祭名で、の初文。を種類の意に用いるので、のちの字が作られた。〔説文〕一上に「事を以て天を祭る」とするが、〔礼記、王制〕「天子將(まさ)に出でんとするときは、上にす」、〔淮南子、本経訓〕「其のにす」のように、天子出行のとき、社に祭る儀礼である。天子出行の儀礼として、犬を轢(ひ)いて祓禳することを祓(ふつ)という。では犬を焚(や)き、その臭いを以て天を祭った。
[訓義]
1. まつり、天のまつり、天子出行のときのまつり。
2. 軍行のときの社のまつり。
3. がその初文。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報