ルックハルト(その他表記)Luckhardt, Hans

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルックハルト」の意味・わかりやすい解説

ルックハルト
Luckhardt, Hans

[生]1890.6.16. ベルリン
[没]1954.10.12. バートウィスザ
ドイツの建築家。兄ワシリー Wassiliとともに建築を学び,独立してからもほとんど協同建築設計にあたった。 B.タウトの影響を受け,1920年前後には表現主義的な傾向を示す計画案を発表したが,1920年代後半に「デル・リンク」のメンバーとなったのちには,国際様式の傾向に転じた。主作品は,ベルリンのテルショー・ハウス (1928~29) ,アレクサンドル広場 (29) ,ミュンヘンのバイエルン州庁舎 (57) など。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android