20世紀西洋人名事典 「ルドルフウィッセル」の解説
ルドルフ ウィッセル
Rudolf Wissel
1869 - 1962
ドイツの政治家。
元・ドイツ労働総同盟幹部。
社会民主党員。機械会組立職人のとき、社会主義鎮圧法下での労働運動に参加。1908〜18年、自由労働組合幹部になる。’18〜19年の革命期には人民委員会政府で社会政策を担当。’19年には経済相となり共同経済を提唱するが、受け入れられず辞任。ドイツ労働総同盟幹部(’19〜23年)経済大臣(’28〜30年)を歴任し、’33年まで国会議員を務める。第二次世界大戦後は西ドイツ労働組合の再建に参画。独学の人で手工業に関する著書もある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報