ルドルフ・カールブルトマン(英語表記)Rudulf Karl Bultmann

20世紀西洋人名事典 の解説

ルドルフ・カール ブルトマン
Rudulf Karl Bultmann


1884.8.20 - 1976.7.30
ドイツのルター派神学者,新約聖書学者。
元・マールブルク大学教授。
チュービンゲン大学で学び、1921〜54年マールブルク大学神学部新約学担当正教授。’51年同大名誉教授。教授就任直後、ハイデッガー親交を持ち、実存哲学の影響を受ける。又、弁証法神学者として新約学会に影響を与えた。’21年に出版された「福音書伝承の歴史」は様式史的研究の古典となる。他に「イエス」(’26年)、「ヨハネ福音書註解」(’41年)、「新約聖書神学」(2巻、’48〜53年)などの著書がある。後にマールブルク大学を中心に新しい聖書解釈法が生まれ、ブルトマン学派が形成された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android