ルドルフヘス(英語表記)Rudolf Hess

20世紀西洋人名事典 「ルドルフヘス」の解説

ルドルフ ヘス
Rudolf Hess


1894.4.26 - 1987.8.17
ドイツの政治家。
元・ナチ党総統代理。
アレクサンドリア(エジプト)生まれ。
ミュンヘン大学で学び、ハウスホーファー教授の影響を受け、在学中、トゥーレ協会に入る。さらに1920年ナチ党に入党し、’23年ミュンヘン一揆に加わり、’24年禁固刑の判決を受け、ランツベルク陸軍刑務所に収監される。獄中ヒトラーの「わが闘争」の口述筆記の相手を務め、私設秘書となり、’33年ナチ党総統代理となる。’41年独断で独英和平を企てイギリスに赴くが、失敗して逮捕され、’46年ニュルンベルク軍事裁判で終身刑を宣告され、シュウパンダウ刑務所に収容される。’87年獄中で死亡する。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android