ルナリコネサンスオービター(その他表記)Lunar Reconnaissance Orbiter

デジタル大辞泉 の解説

ルナリコネサンス‐オービター(Lunar Reconnaissance Orbiter)

米国月探査機。2009年にエルクロスとともに打ち上げられ、月面からの高度50キロメートルの極軌道周回。月面の50センチメートルの物体を判別できる高解像度カメラを搭載し、将来の有人月探査地の選定に関する調査を行った。月面に初めて橋のような構造を発見したほか、過去のアポロ計画の着陸点跡や月面探査車車輪軌跡などの撮影に成功した。ルナリコナイサンスオービター。ルナリコネッサンスオービター。LRO

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android