ルノドー(その他表記)Renaudot, Théophraste

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルノドー」の意味・わかりやすい解説

ルノドー
Renaudot, Théophraste

[生]1586?. ルダン
[没]1653.10.25. パリ
フランスの医師,ジャーナリスト。フランス最初の新聞の創刊者として知られる。パリのモンペリエ大学医学を学び,1612年アルマン・ド・リシュリューの招きでパリに行き,ルイ13世の侍医となり,貧しい大衆援助計画を立てた。1630年貧困者救済委員会委員長として職業紹介所を設立。1631年リシュリューの援助で,フランス最初の新聞『ガゼット』La Gazette(のちの La Gazette de France)を創刊,生涯発行に携わった(→御用新聞)。1635年パリに無料診療所を,1637年にはフランス初の質屋を開設した。しかし,これらの施策がパリ大学医学部の反発を招き,ルイ13世の死の翌1644年,ルノドーは開業権を停止された。(→ルノドー賞

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む