デジタル大辞泉 「ルハン」の意味・読み・例文・類語 ルハン(Luján) アルゼンチン中東部、ブエノスアイレス州の都市。首都ブエノスアイレスの北西約65キロメートルに位置する。同国の守護聖母を祭るルハン大聖堂があり、巡礼地として知られる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルハン」の意味・わかりやすい解説 ルハンLuján アルゼンチン中部,ブエノスアイレス州北東部の都市。首都ブエノスアイレスの西約 60km,ルハン川にのぞむ。 1630年アルゼンチンの守護聖人ルハンの聖母の彫像が聖堂から聖堂へ運ばれていたとき,ある場所で動かなくなるという奇跡が起ったといわれ,それを記念して聖堂が建てられ,そのまわりに形成された集落が市の始りである。当時の聖堂と聖母像は現在は新ゴシック様式のバシリカによっておおわれているが,毎年5月の聖母の聖日には全国各地から巡礼者が集る。市内には植民地・歴史博物館がある。首都と鉄道,道路で連絡。人口4万 8377 (1980) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報