ルパニン

化学辞典 第2版 「ルパニン」の解説

ルパニン
ルパニン
lupanine

C15H24N2O(248.37).マメ科Cytisus austriacusLupinus albusL. macouniiなどに含まれるルピンアルカロイド一つ天然には右旋性および左旋性両方のルパニンが存在している.融点44 ℃,沸点190~193 ℃(400 Pa).+61°または-61°(メタノール).(+)-ルパニンを還元すれば(-)-スパルテインが,(-)-ルパニンを還元すれば(+)-スパルテインが得られる.[CAS 550-90-3:(+)-ルパニン][CAS 486-88-4:(-)-ルパニン]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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