ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説
ルーズベハーン・バクリー
Rūzbehān Baqlī
[没]1209
イスラム神秘思想家。人間の形姿のなかに隠された神的顕現を見出そうとした。そしてこの隠された神性のゆえに,人間の愛と神の愛との絆が存在しうると考えた。この愛によって,神との一体化が完成されると主張している。主著『愛に忠実なる者のジャスミン』 Kitābe abhār al-`āshiqīn。
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