玉蕊(読み)ギョクズイ

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「玉蕊」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐ずい【玉蕊】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 ( 「玉」は美称 ) 美しい、花のしべ。
    1. [初出の実例]「分玉蘂於蜜。把得金精砕似沙」(出典本朝文粋(1060頃)一一・観賜群臣菊花詩序〈紀長谷雄〉)
  2. [ 2 ] ( 玉蘂 ) 鎌倉時代、九条道家(一一九三‐一二五二)の日記。逸文が多い。道家の曾祖父忠通の日記「玉林」、祖父兼実の日記「玉葉」にちなんで名づけられている。記主道家は摂政関白左大臣従一位。日記は儀式の記事が中心で、当時の政情については詳細ではない。「光明峰寺殿記」「峰禅閤記」ともいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む