20世紀西洋人名事典 「レイブライアント」の解説
レイ ブライアント
Ray Bryant
1931.12.24 -
米国のジャズ演奏家。
ペンシルバニア州フィラデルフィア生まれ。
別名Raphael Bryant。
6歳からピアノを始め、ベースなどにも親しむ。1950年代は地元でクラブ「ブルーノート」で兄と演奏をし、チャーリー・パーカー、マイルス・デイビスなどと共演した。’55年にはニューヨークに進出。ベティー・カーターの歌伴と併せて初リーダー作を録音した。その後、ジョー・ジョーンズ3、ソニー・ロリンズなどのグループと共演。一方で自己のトリオでも活躍した。’72年モントルー・ジャズ祭に代役で参加し、名声を確立した。代表作に「レイ・ブライアント・トリオ」「アローン・アット・モントルー」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報