20世紀西洋人名事典 「レオンフヴィステク」の解説
レオン フヴィステク
Leon Chwistek
1884.1.31 - 1944.8.20
ポーランドの画家,芸術理論家,数学者。
ザコパネ生まれ。
メホフェルのアトリエで絵画に目覚め、パリで様々な画塾に入る。芸術理論家としては、著書「現実の多様性」(’21年)に「自然」、「物質」、「感覚」、「視覚」の4つの要素を芸術に適用し、フォルムを重んずるフォルミズムを主張した。主な作品に「妻の像」(’19年)、「フェンシングをする人」(’20年)などがあり、未来派の影響を強く受け、リズミカルな動きのある絵が特徴である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報