現代外国人名録2016 「レズリーダウナー」の解説
レズリー ダウナー
Lesley Downer
- 職業・肩書
- 作家,日本文化研究家
- 国籍
- 英国
- 出生地
- ロンドン
- 学歴
- オックスフォード大学(英文学),ロンドン大学(文学・宗教)
- 経歴
- 父はカナダ人、母は中国人。オックスフォード大学などで陶芸や日本文学を学ぶ。1978年英語教師として初来日、岐阜女子大学で英語講師を務めながら、俳句、座禅、歌舞伎、華道、茶道、合気道などの日本文化に親しむ。平泉・衣川の戦跡に興味を抱き、「奥の細道」行きを決断、芭蕉が歩いた「奥の細道」の全行程2400キロをヒッチハイク、新幹線、船などを利用して4ケ月間歩き、’94年エッセイ「芭蕉の道ひとり旅―イギリス女性の『おくのほそ道』」を出版。同書は優れた紀行文に与えられるトーマス・クック・トラベル・ブック賞の最終候補になった。また料理の著作も多く精進料理にも精通している。’83年に帰国後は、TBSロンドン支局に勤務。他の著書に堤清二、義明兄弟を描いた「血脈―西武王国・堤兄弟の真実」、日本人初の女優・貞奴を描いたノンフィクション「マダム貞奴」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報