20世紀西洋人名事典 「レナードローズ」の解説
レナード ローズ
Leonard Rose
1918.7.27 - 1984.11.16
米国のチェロ奏者。
ワシントン生まれ。
幼児からチェロをはじめ、マイアミ音楽院、1934年奨学金を得てカーティス音楽院に学ぶ。’38年NBC交響楽団、1年後クリーブランド管弦楽団の首席奏者を経て、’43〜51年ニューヨーク・フィル。’47年からカーティス音楽学校やジュリアード音楽学校で教えた。’51年以降は独奏活動に専念、スターンやイストミンとピアノ・トリオを結成、室内楽で活躍した。主な作品に、ドボルザークの「チェロ協奏曲」、シューマンの「チェロ協奏曲」、バッハの「チェロ・ソナタ第一〜第三」、モーツァルトの「ディベルティメント変ホ長調」がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報