共同通信ニュース用語解説 の解説
レバノンの米国人人質事件
1975年に始まったレバノン内戦を背景に、82年、イスラエル軍がレバノンを侵攻。これに反撃する中、レバノンでイスラム教シーア派過激組織が結成され、84年3月、米中央情報局(CIA)職員を誘拐した。それ以降、過激組織などによる外国人を狙った人質事件が頻発。外交文書などによると、85年6月半ばまでに米国人で計7人が誘拐され、うち5人が解放された。5人目のAP通信記者の解放は誘拐から6年9カ月後の91年12月のことだった。
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