20世紀西洋人名事典 「レベッカウェスト」の解説
レベッカ ウェスト
Rebecca West
1892 - 1983
英国の小説家,評論家。
ケリー(アイルランド)生まれ。
本名Fairfield Cicily Andrews。
父は従軍記者、母はピアニスト。エディンバラで育ち、ロンドンで演劇を学び、短期間ではあったが舞台に立った。彼女のペンネームは、「ロスメルスホルム」での役名である。やがて過激な参政権運動を経て、政治的ジャーナリストとして婦人運動でも活躍し、その力量はジョージ・オーウェルと比較される。著作は、「黒い仔羊と灰色の鷹」(’42年)、「叛逆の意味」(’48年)、「泉はあふれる」(’57年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報