ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レーダ気象学」の意味・わかりやすい解説 レーダ気象学レーダきしょうがくradar meteorology 気象レーダを使って気象を研究する学問。電波のマイクロ波を使用する気象レーダで,雨雲による降水の空間分布や強度を観測して低気圧や前線の降水の様子を解析したり,降水粒子の動きを,ドップラー効果を用いて観測することで大気の動きを解析,低気圧や前線などの大気の動きを研究する。また,マイクロ波ではなく超短波を使って,雨雲がなくても上空の大気の動きを観測することができるウィンドプロファイラも近年使われている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by