20世紀西洋人名事典 「レーモンゲラン」の解説
レーモン ゲラン
Raymond Guérin
1905 - 1954
フランスの作家。
処女作「ゾバーン」(1936年)は凝った構成とスタイルを持つ。第二作の写実主義の小説「終わりが来れば」(’41年)はゴンクール賞の候補となる。連作小説「現実神話素描」(’46年)五巻より力量を充分発揮した安定したスタイルとなる。自らを日曜作家と称す。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報