レーン石(読み)レーンせき

最新 地学事典 「レーン石」の解説

レーンせき
レーン石

rhönite

化学組成 サフィリン上族,レーン石族の鉱物。三斜晶系,空間群,格子定数a1.043nm, b1.081, c0.893, α105.9°,β96.1°,γ124.8°,単位格子中1分子含む。肉眼では暗褐色。比重3.64。玄武岩質岩中に長さ数mmの柱状結晶の斑晶として産出。薄片中不透明,ごく薄い薄片では強い多色性(赤褐~緑褐,不透明)を示し,集片双晶。屈折率α1.795,β1.806,γ1.83, 2V(+)66°。ドイツのレーン地域からJ.Soeller(1907)によって発見,産地にちなみ命名。日本では隠岐のテッシェナイト中にケルスート閃石の変質物として産する。

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