普及版 字通 の解説

15画
[字訓] よもぎ
[説文解字]

[字形] 形声
声符は婁(ろう)。婁に高くぬきんでる意がある。〔説文〕一下に「艸なり。以て魚を亨(に)るべし」とあり、〔爾雅、釈草、郭注〕に、江東では魚臭を消すのに用いるという。〔玉
〕に芹(せり)の類とする。〔詩、周南、漢広〕に「翹翹(げうげう)たる錯
(さくしん) 言(ここ)に其の
(る)を刈る」とある
は、馬のまぐさとするもの、〔毛伝会箋〕に
(あし)であろうという。[訓義]
1. よもぎ。
2. 草ののびたもの。
3. まぐさ。
4. 柳と通じ、喪車の飾り、

(りゆうしよう)。[古辞書の訓]
〔名義抄〕

ハコベラ 〔
立〕
ハコベラ・クサ・カラスウリ[熟語]

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室▶・
藤▶[下接語]

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

