デジタル大辞泉 「ロタキサン」の意味・読み・例文・類語 ロタキサン(rotaxane) 環状の分子の中を軸状の分子が貫通した構造をもつ超分子。軸状の分子の両端には、環から抜けないようストッパーとよばれる部位がある。1967年に初めて合成された。ロタキサンがネックレス状に多数連結したものは、ポリロタキサンとよばれる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
化学辞典 第2版 「ロタキサン」の解説 ロタキサンロタキサンrotaxane 大環状分子のなかを線状の分子がつらぬき,線状の分子の両末端は大きな分子で封印されていて,線状分子は環状分子から抜けられない構造をしているとき,このような分子構造をもった化合物をロタキサンとよぶ.環状分子として,クラウンエーテルや,シクロデキストリンなどが利用されている. 出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報 Sponserd by