ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説
ロムルス・アウグスツルス
Romulus Augustulus
[没]476以後
西ローマ最後の皇帝 (在位 475~476) 。フン族のアッチラと親しかった父オレステスによって帝位に推戴されたが,実権は父にあり,わずか1年後オドアケルの反乱によって父は殺され,476年彼は退位してカンパニアに引退した。通常この年が西ローマ帝国の終末と考えられている。なお彼の帝位は東ローマ (ビザンチン) 皇帝からは正当と認められなかった。
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