ロライマ州(読み)ロライマ(その他表記)Roraima

デジタル大辞泉 「ロライマ州」の意味・読み・例文・類語

ロライマ(Roraima)

ブラジル最北端の州。大半セルバス(アマゾン熱帯雨林地帯)に占められ、人口は同国最少。州都ボアビスタ。ホライマ。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロライマ州」の意味・わかりやすい解説

ロライマ〔州〕
ロライマ
Roraima

ブラジル北西部の州。州都ボアビスタ。西と北はベネズエラ,東はガイアナ国境を接し,ギアナ高地南斜面からアマゾン低地にかけて広がる。かつてはアマゾナス州の一部であったが,1943年連邦政府直轄のリオブランコ准州として分離,62年現名称となり,90年州に昇格した。ほぼ全域がブランコ川の流域に属し,南南西に流れる同川が中央部を貫流,南端部でアマゾン川左岸支流ネグロ川に注ぐ。大部分は人口希薄な熱帯雨林地帯であるが,州都を中心とした北東部にはカンポと呼ばれるサバナ地帯が開け,牧牛が行われる。一部の河川沿岸では砂金やダイヤモンドの採取が行われる。マナウスから北上する道路が州都を経てベネズエラ,ガイアナへ通じる。面積 22万 5017km2。人口 21万 5790 (1991推計) 。

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