現代外国人名録2016 「ローランバグボ」の解説
ローラン バグボ
Laurent Gbagbo
- 職業・肩書
- 政治家 元コートジボワール大統領,元イボワール人民党(FPI)党首
- 国籍
- コートジボワール
- 生年月日
- 1945年5月31日
- 出生地
- フランス領コートジボワール・ガニョア県ママ村(コートジボワール)
- 学歴
- アビジャン大学,リヨン大学中退,ソルボンヌ大学,パリ第7大学
- 学位
- Ph.D.
- 経歴
- 西部の出身で、アビシャンの高校で歴史、地理の教員を務める。1971年危険思想を広めたとして投獄される。労働組合運動の指導者として、ウフェボワニ政権への批判を展開、’82年非合法の左翼政党・イボワール人民党(FPI)創設。’82〜88年フランスへ亡命。’88年帰国し、FPI書記長。’90年コートジボワール国会議員。同年大統領選に出馬、7選を狙うウフェボワニとの一騎打ちで政治の表舞台に登場したが落選。’92年軍による学生弾圧に抗議するデモを組織したとして拘留。’96年FPI党首。’60年のコートジボワール独立以降、’99年まで続いたコートジボワール民主党(PDCI)に批判的な態度を貫く。2000年10月大統領選で軍事政権のゲイ大統領と対立し、自身の大統領への就任を宣言。同年11月ゲイ将軍と会談し、大統領就任を追認される。2010年11月の大統領決選投票ではワタラ元首相と争い、選挙管理委員会はワタラが勝利したとの暫定結果を発表したが、憲法評議会がこれを覆してバグボ再選と発表。国際社会の退陳要求を無視して12月就任を宣誓したが、2011年4月逮捕される。FPIを率いるカリスマ的指導者として知られる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報