ワステカ族(読み)ワステカぞく(その他表記)Huastec

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ワステカ族」の意味・わかりやすい解説

ワステカ族
ワステカぞく
Huastec

メキシコ東部,ベラクルス州およびサンルイスポトシ州に住むマヤ語系の一民族。人口約 15万と推定される。他のマヤ族とは地理的に離れ,言語的近縁関係も薄く孤立した存在である。かつては独自のワステカ文化を生み出した。中央アメリカに広く信仰されたケツァルコアトル神は,もともとワステカ文化の神であったという。葬制儀礼などはマヤ文明との共通性もみられる。 1950年頃からの都市化と近代化現象のなかで,ワステカ語人口も急減し,伝統的文化は失われようとしている。トウモロコシ農耕を主とするが,コーヒー,リュウゼツラン (竜舌蘭) など換金作物生産の比重が高くなっている。工芸品の刺繍が有名。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む