ワタミの過労自殺

共同通信ニュース用語解説 「ワタミの過労自殺」の解説

ワタミの過労自殺

居酒屋チェーンを経営するワタミ子会社の正社員だった森美菜もり・みなさん=当時(26)=が2008年、入社後2カ月で過労自殺した。休日がほとんどなく午後から早朝にかけて長時間勤務が続き、残業は月140時間以上に上った。12年に労災認定された。森さんの両親は13年、ワタミや元社長の渡辺美樹氏らに損害賠償を求め、東京地裁に提訴。15年、渡辺氏らが計約1億3千万円を支払い、謝罪することで和解が成立した。森さんの過労自殺は、若者を過酷な労働で使い捨てる「ブラック企業」という言葉が広まるきっかけになった。

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