ワンサラ鉱(読み)ワンサラこう

最新 地学事典 「ワンサラ鉱」の解説

ワンサラこう
ワンサラ鉱

huanzalaite

化学組成MgWO4鉱物単斜晶系,空間群P2/c,格子定数a0.47027nm, b0.56894, c0.49413, β90.70°,単位格子中2分子含む。粒状結晶集合体。ガラス〜ダイヤモンド光沢。劈開不明。硬度未測定。計算密度6.953ɡ・cm3。橙〜帯赤褐色,条痕白色。平均計算屈折率n2.20。短波(254nm)および長波(365nm)の紫外線で灰重石より強い青色の蛍光を発する。鉄重石ferberite)のFeをMgで置換したもの。ペルーのHuanzala鉱山の変成交代作用を受けて形成された銅鉱床から,主に灰重石中に包有されて産出。産地にちなみ,宮脇律郎ほかによって命名(IMA 2009-018)。参考文献R.Miyawaki et al.(2010) Can. Min., Vol.48:105

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