ワールド・アート(その他表記)world art

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ワールド・アート」の意味・わかりやすい解説

ワールド・アート
world art

西欧世界の芸術,あるいはそれを西欧世界の芸術と同等のレベルと視点で見ようとする状況。音楽世界での「ワールド・ミュージック」という言葉浸透に伴って美術面でも使われ出した。具体的には,1989年,パリのポンピドゥー・センターで行なわれた「大地魔術師」という展覧会で確立された。西欧の現代美術と第三世界の民俗工芸を同等に並べたこの展示議論を呼んだが,この概念そのものは 90年代の美術を語るに無視できないものとなるだろう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む