日本大百科全書(ニッポニカ) 「アイヌキンオサムシ」の意味・わかりやすい解説 アイヌキンオサムシあいぬきんおさむし[学] Carabus (Ainocarabus) kolbei 昆虫綱甲虫目オサムシ科に属する昆虫。北海道と択捉島(えとろふとう)の特産で10亜種に分けられる。外見がよく似た近縁種のオオルリオサムシとともに日本産オサムシ中の美麗種。体長20~29ミリメートル。細形で背面は金属色に光り、前胸は金銅色や銅赤色、まれに金緑色。上ばねは金緑色や銅色、まれに藍緑(らんりょく)色。はねには3条の隆起線があって、間に顆粒列(かりゅうれつ)が3条ずつあるが、地方変異があり、隆起が断続したり全体に網目状のこともある。[中根猛彦] アイヌキンオサムシ〔標本画〕 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
小学館の図鑑NEO[新版]昆虫 「アイヌキンオサムシ」の解説 アイヌキンオサムシ学名:Procrustes kolbei 種名 / アイヌキンオサムシ目名科名 / コウチュウ目|オサムシ科解説 / 森林の地表にすみます。体色には大きな変異があります。体の大きさ / 19~29mm分布 / 北海道成虫出現期 / 初夏~秋 出典 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫小学館の図鑑NEO[新版]昆虫について 情報 Sponserd by