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アイヌ民族 あいぬみんぞく

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知恵蔵miniの解説

アイヌ民族

主に北海道、樺太、千島列島に居住する先住民族。かつては東北地方北部からロシアカムチャツカ半島南部に及ぶ広い範囲に居住し、狩猟・漁労に従事しながら、日本や大陸との交易を盛んに行っていた。母語はアイヌ語で、固有の文化や生活習慣を有する。アイヌ民族の起源については諸説あり、明らかにされていないが、古くは古事記日本書紀に記述が残されている。19世紀より日本の中央政権による同化政策が行われ、明治時代にはアイヌ民族が居住する蝦夷地と呼ばれていた地域が日本に併合されたことから、その数は大きく減少し、独自の言語や文化は急速に失われていった。現在ではアイヌ文化を学ぶ講座や伝統的な儀式・行事が開催され、文化を継承するための取り組みが行われている。

(2014-9-11)

出典|朝日新聞出版
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

アイヌ民族

北海道やその周辺地域に先住し、独自の言語や文化を育んできた。明治に入り、和人が大規模な北海道開拓を始めると、生活の糧である狩猟や採集の場を狭められ、和人への同化が進められるとともに、被支配的な立場に追いやられた。06年の北海道の調査では道内に2万3782人。道外では88年の東京都の調査で都内に約2700人というデータがある。

(2009-07-30 朝日新聞 朝刊 3社会)

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