アウグストゥスブルク宮殿(読み)アウグストゥスブルクキュウデン

デジタル大辞泉 の解説

アウグストゥスブルク‐きゅうでん【アウグストゥスブルク宮殿】

Schloß Augustusburg》⇒アウグストゥスブルク城

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア の解説

アウグストゥスブルク宮殿【アウグストゥスブルクきゅうでん】

ドイツ西部,ケルンの南約13kmの町ブリュールにあるケルン大司教の居館。1725年−1728年にケルンの貴族クレメンス・アウグストが建造した宮殿で,吹き抜けになった階段の間は,女性像と男性像の壁柱や金銀をふんだんに使った豪華な装飾で有名。同様にアウグストが建てたファルケンルスト城も同地にあり,簡素な外観の2階建ての邸宅。城の庭園で鷹狩りの練習をしたと伝えられる。いずれも18世紀のドイツ・ロココ建築を代表する建造物。1984年,世界文化遺産に登録。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android