アゴラクリトス(その他表記)Agorakritos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アゴラクリトス」の意味・わかりやすい解説

アゴラクリトス
Agorakritos

前5世紀後半に活躍した古代ギリシアの彫刻家パロス島生れ。フェイディアス愛弟子一人。古代ギリシアの傑作一つとされるラムヌースの『ネメシス像』の作者として知られる。現在その頭部断片大英博物館に,台座浮彫の断片のいくつかがアテネ国立考古学博物館に残されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android