アドオン(読み)あどおん(その他表記)add-on

翻訳|add-on

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アドオン」の意味・わかりやすい解説

アドオン
あどおん
add-on

コンピュータ上で動作する既存アプリケーションに、機能を追加するための小さなソフトウェアのこと。アドインadd-inともいう。アドオンを導入できるようにつくられているアプリケーションでは、アドオンを組み込むことで初期インストール時にはない機能や環境を追加できる。アドオンには、アプリケーションに付属しているものやインターネットで配布されるもの、サードパーティ(純正メーカー以外の開発会社)やユーザーが開発したものなどさまざまな形態がある。

 一般的なアドオンとしては、ウェブブラウザーへの機能追加がある。検索エンジンや辞書などの追加、デザインの変更、広告ブロック機能の追加などが提供されている。また、グラフィックソフトや表計算ソフトなどでも機能追加のアドオンがあり、これらはプラグインとかプラグインモジュールとよばれることもある。なお、同義で扱われることが多いプラグインは、厳密にはアドオンの分類の代表的な一つである。たとえばフリーのウェブブラウザーであるFirefox(ファイアフォックス)では、アドオンを「拡張機能」「テーマ」「プラグイン」に分類して提供している。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

流通用語辞典 「アドオン」の解説

アドオン【add-on】

住宅ローン消費者ローンの返済方法に採用されているもので、借入金とその利子合計を分割して返済する方法。計算方法は、借入金を満期まで借りたと仮定した利子総額に借入金を加えた合計額を、均等分割して分割返済額を算出する。

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