アビュドス(その他表記)Abydos

山川 世界史小辞典 改訂新版 「アビュドス」の解説

アビュドス
Abydos

上エジプト第8ノモス位置。エジプト初期王朝時代の王の埋葬地古王国時代末期からオシリス神の聖地として多くの墓や神殿が造営された。中王国時代以降には,エジプト各地から多くの人々がこの地に聖地巡礼を実施し,記念祠堂や石碑多数奉納された。新王国時代から末期王朝時代にかけても,オシリス神に捧げた記念物が造営され続けた。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android