ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アミン酸化酵素」の意味・わかりやすい解説 アミン酸化酵素アミンさんかこうそamine oxidase 通常はモノアミン酸化酵素 MAO をいう。酵素番号 1.4.3.4。 RCH2NH2+H2O+O2→RCHO+NH3+H2O2 の酸化反応の触媒。動物組織,細菌に分布。血漿の酵素はスペルミン,スペルミジンに強い作用を示す。また,組織の線維化と関連し,肝硬変などの線維化の程度と活性が並行することから,臨床診断にも応用されている。至適 pH 6.8~7.0。球状蛋白質。等電点 pH 4.5。キレート剤で阻害される。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by