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アリゲーターガー Atractosteus spatula; alligator gar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アリゲーターガー
Atractosteus spatula; alligator gar

ガー目ガー科の魚。全長約 3m。体は長く,菱形硬鱗で覆われ,両顎は突き出し嘴状になっている。腸には原始的な硬骨魚類の特徴である螺旋弁を痕跡的に残す。は単一であるが不完全に左右 2室に分かれる。酸素の少ない水中では空気呼吸も行なう。魚食性。淡水域,汽水域または海にもすむ。卵には毒性がある。肉はある程度食用とする。厚い皮と鱗は装飾品の材料とされた。北アメリカ南部,メキシコに分布する。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

アリゲーターガー

北米原産の肉食魚でワニのような長い口と鋭い歯が特徴。成魚体長1~3メートル、体重は50~100キロにもなる。国内では琵琶湖滋賀県)や多摩川(東京都、神奈川県)など各地で見つかっている。いずれも飼育されていたものが放流されたとみられている。在来種を大量に捕食し、生態系に被害を及ぼす可能性があるとして、環境省は2018年に特定外来生物に指定する方針。無許可での輸入や飼育などが原則禁止される。

(2016-09-05 朝日新聞 夕刊 1社会)

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デジタル大辞泉の解説

アリゲーター‐ガー(alligator gar)

ガーパイク科の大型淡水魚。成長すると全長2メートルを超えるものもある。吻(ふん)が細長く、歯が鋭い。主に米国南東部に生息

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知恵蔵miniの解説

アリゲーターガー

北アメリカを中心に分布する肉食性の淡水魚。体は細長く、体色は黄色がった緑色褐色をしている。稚魚の間は昆虫を中心に餌とし、成長すると、エビやカニなどの甲殻類、魚を主に食べるようになる。最大で体長約3メートル、体重約140キロに成長する。ペットとして人気がある一方で、観賞用に輸入された後、大きくなるにつれて手に負えなくなり河川などに放流するケースが多発。日本の生態系に影響を及ぼす懸念があるとして、環境省が2017年11月21日、特定外来生物に指定すると発表した。

(2017-11-24)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アリゲーターガー
ありげーたーがー
alligator gar
[学]Lepisosteus spatula

硬骨魚綱鱗骨(りんこつ)目に属する原始的な熱帯性の淡水魚。[編集部]

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