アリノトウグサ(蟻の塔草)(読み)アリノトウグサ(英語表記)Haloragis micrantha

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アリノトウグサ(蟻の塔草)
アリノトウグサ
Haloragis micrantha

アリノトウグサ科の多年草。東アジアおよびオーストラリアの熱帯から温帯に広く分布し,日当りのよい山野の草地に生える。はよく分枝し高さ 10~40cmになり,下部は地をはう。葉は対生するが,上部でやや互生する (→葉序 ) 。葉身革質卵形または卵円形で長さ6~12mm,幅4~10mm,柄はほとんどない。7~9月,茎の先に小さな花を複総状花序につける。花弁は4枚で紅色または黄褐色おしべは8本あり,めしべの成熟にやや先立って花粉を放出する。和名は植物体を蟻塚 (蟻の塔) に見立てたものである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

夏至

二十四節気の一つであるが,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) の四季の中央におかれた中気。夏至は太陰太陽暦の5月中 (5月の後半) のことで,太陽の黄経が 90°に達した日 (太陽暦の6月 ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android