アンティキティラ島の機械(読み)アンティキティラトウノキカイ

デジタル大辞泉 の解説

アンティキティラとう‐の‐きかい〔‐タウ‐〕【アンティキティラ島の機械】

ギリシャ南部、ペロポネソス半島クレタ島の間に浮かぶアンティキティラ島の近海で発見された金属製の遺物。古代ギリシャ時代につくられた多数歯車を組み合わせた機械で、その歯車の枚数から、サロス周期メトン周期に関わりをもち、月の位置月齢日食月食が起こる日の予測に用いられたと考えられている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android