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アンディジャン事件 あんでぃじゃんじけん

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知恵蔵の解説

アンディジャン事件

2005年5月13日、ウズベキスタンの東部で保守的なフェルガナ地方のアンディジャンで政府に抗議する暴動が起き、軍隊が武力鎮圧して700人から1000人以上といわれる犠牲者が出た。欧米諸国やEUその他の国際機関はアンディジャンの流血事件を独裁政権の人権弾圧だとしてカリモフ大統領を厳しく批判した。一方、イスラム過激派の活動による中央アジアの混乱や、民衆の反政府運動が自国に飛び火することなどを懸念するロシアや中国はウズベキスタン当局の強権措置を擁護した。この事件は、ウズベキスタンが欧米から離れロシアや中国に接近する大きなきっかけとなった。

(袴田茂樹 青山学院大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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