日本大百科全書(ニッポニカ) 「アンディジャン」の意味・わかりやすい解説 アンディジャンあんでぃじゃんАндижан/Andizhan 中央アジア南東部、ウズベキスタン共和国の都市。中国資料では安集延。フェルガナ盆地南東部の要衝で、人口32万3900(1999)、43万3901(2019推計)。付近は綿花栽培が盛んであり、また石油と天然ガスの産地としても知られる。農業機械、綿花精製その他の工場のほか、教育、文化の施設もそろっている。シルク・ロード上の要衝として、中国のカシュガルと古くから深い関係にあった。住民は中国人によって安集延回子とよばれ、商魂のたくましさで知られた。[加藤九祚] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例