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アントニヌス朝 アントニヌスちょう Antoninus

翻訳|Antoninus

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世界大百科事典 第2版の解説

アントニヌスちょう【アントニヌス朝 Antoninus】

2世紀のローマ皇帝アントニヌス・ピウスマルクスアウレリウスコンモドゥスを輩出した帝室の家系(138‐192)。ピウス帝は先帝ネルウァトラヤヌスハドリアヌスの例にならってマルクスを養子に迎え帝位を継承させたが,マルクス帝は実子コンモドゥスを後継者に指名した。この時期には,いわゆる〈パクス・ローマーナ(ローマの平和)〉時代の最大領域を維持するために,財政・軍務への圧迫が強まり,帝国行政の諸問題が徐々に露呈してきた。

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世界大百科事典内のアントニヌス朝の言及

【ローマ】より

…トラヤヌスも,続く3人の皇帝も息子がなかったため,後継帝をあらかじめ指名して養子としたので,ネルウァ(在位96‐98),トラヤヌス(在位98‐117),ハドリアヌス(在位117‐138),アントニヌス・ピウス(在位138‐161),マルクス・アウレリウス(在位161‐180)の5代の養子皇帝時代が続いた。これをアントニヌス朝というが,彼らは〈五賢帝〉と名づけられ,E.ギボンによって〈人類の最も幸福な時代〉と褒めたたえられた。その能力について証明済みの人物のみが帝位に就いたこと,スペイン出身のトラヤヌスやハドリアヌスのように属州出身者が帝位に就いたこと,などが安定の重要な条件であった。…

※「アントニヌス朝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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