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アンフィンゼン Christian Boehmer Anfinsen

大辞林 第三版の解説

アンフィンゼン【Christian Boehmer Anfinsen】

1916~1995) アメリカの生化学者。リボ核酸分解酵素リボヌクレアーゼを用いて、タンパク質の立体構造がアミノ酸配列の順序に規定されることを解明。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アンフィンゼン
あんふぃんぜん
Christian Boehmer Anfinsen
(1916―1995)

アメリカの生化学者。ペンシルベニア州モネッセンに生まれる。スウォースモア大学、ペンシルベニア大学で学んだのち、1939年にデンマークのコペンハーゲンにあるカールスバーグ研究所に1年間留学した。帰国後、1943年にハーバード大学医学部で博士号を取得、同大学で講師と準教授を7年間務めた。1950年アメリカ国立衛生研究所(NIH:National Institutes of Health)の主任研究員となる。1962年に1年間だけハーバード大学の教授となったが、要請を受けて、ふたたびNIHに戻った。
 1950年代から酵素の構造と機能の研究に着手し、タンパク質の三次元構造を決定する情報はアミノ酸の配列(一次構造)に依存していると結論した。これはタンパク質研究の重要な発見であり、この業績によりS・ムーア、W・H・スタインとともに、1972年のノーベル化学賞を受賞した。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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