アンモニウムアマルガム(英語表記)ammonium amalgam

世界大百科事典 第2版の解説

アンモニウムアマルガム【ammonium amalgam】

ナトリウムアマルガム塩化アンモニウムの濃溶液を加えるか,アンモニウム塩の液体アンモニア溶液を水銀を陰極として電気分解すると得られる,金属光沢をもった海綿状の固体。アンモニウム基NH4がアルカリ金属と同じようにアマルガムになったものと考えられている。しかし,このアマルガムからNH4基を遊離基として単離する試みはまだ成功していない。きわめて不安定で,室温でもただちに大きく膨れあがり,アンモニア,水素を発生し,水銀を遊離して分解する。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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