イピランガの叫び(読み)イピランガのさけび(英語表記)Grito de Ypiranga

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イピランガの叫び」の意味・わかりやすい解説

イピランガの叫び
イピランガのさけび
Grito de Ypiranga

1822年9月7日,ポルトガル皇太子ドン・ペドロ (のちのペドロ1世 ) がサンパウロ市郊外のイピランガ小丘で本国からの帰国命令を受取った際,ポルトガル軍章をもぎ取り馬上高らかに「独立かそれとも死か」と叫んだ劇的行為。これがブラジル独立宣言と考えられて独立記念日となっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android